もうすぐアラカン。思っていたより人生は短い?

バケットリストをご存じでしょうか?
「死ぬまでにやっておきたい100のこと」を書きとめたリストのことです。

あと1ヶ月で55歳の誕生日を迎えるころ。
ふたりの子供は成人し、全力で向き合ってきた子育ては、あっさり終わっていました。
残ったのはモラハラ夫と焦燥感だけ。完全な燃え尽き症候群になりました。
そして、これから何をしていいのか、自分が何をしたいのかわからなくなっていました。

ここ数年、同年代の芸能人が亡くなるニュースも多くなり、友人や知人、友人の家族が大きな病気を患ったことも耳にするようになりました。
人生って思っていたよりもずっと短い。
人生100年時代とはいうものの、一人で出かけることや友人と楽しむことができる時間はずっと少ないはずです。
「もう子供も巣立ったし、残りの人生をゆっくり生きましょう」という方もいらっしゃるでしょう。
でも大変残念なことに、おそらく私は、棺桶に片足を突っ込みながらでも
「あれもやりたかった。これもやっていない。まだまだやりたいことがあったのに~」と悔しがるタイプです。

それならば。
燃え尽きている場合ではない!
人生ももう終盤なのであれば、毎日を隅々までなめるように、貪欲に楽しまなければ。
自分の人生ですから最後まで責任をもってプロデュースしなければ。
人生のおまけ部分の時間ですから、毎日ずっと楽しくしていたい。

とはいうものの、私って何がしたいのかしら?
若いころはいろいろな国を旅行したいと思っていたけれど、今はあまり魅力的に感じません。
思えば、20代から30年近く子育てや日常に追い立てられるようなあわただしい日々。
「やりたい事」を考える時間も、実行しようと思う時間もありませんでした。

そこで思いついたのは、いつか映画で見た「バケットリスト」
死ぬまでにやっておきたい100のことを書き出してみる。
明日にも実行できる小さなことから、実現できるかわからない夢のようなことまで、100くらいならあっという間に書けそうです。
専用のノートを用意し、思いつくまま気の向くまま。バケットリストを書き始めました。

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